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ピンセット | 精密ドライバー(ー) | 精密ドライバー(+) |
ニッパー | ニードル | 白い紙(A4) |
ウェットティッシュ | ティッシュペーパー | アクリル溶剤 |
ぺとり皿 | ネジ止め剤 |
机の上に、白い紙を敷きました。PEN を解体していく過程でモルトのかすなどが落ちてきたので、何か敷いておくと良いです。
また、紙に線を引き、取り外したネジを順番に置いていくと良いでしょう。
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まず、底部にあるネジを外し、底部の蓋を開けました。
赤丸で囲った巻き戻しボタンは置いてあるだけなので、これを取りましょう ネジは外した順番にまとめ、紙に枠線を引いてそこに並べていくと良いでしょう。 |
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巻き上げハンドルのネジを外しました。
*ここの調子が悪くない限り、外す必要はありません。 |
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巻き上げハンドルを上げ、下にあるネジを外します。
ハンドルを上げなくても、レバーを上げるとすき間があるので、そこからドライバーを入れてもネジを回せます。 上部蓋(軍艦部)を裏から見て右側面にあるネジを外します。 |
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これで軍艦部が外れました。 |
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次に、ファインダーとセレン部を外します。
ここは一体になっています。 |
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ファインダーの上部にある黒い紙を剥がし、中に見えるネジを外します。
セレン部の下奥にあるネジも外します。 |
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カウンター表示部分を外します。 歯車がついていますが、この部分はアセンブリになっているので、ネジは外してしまって大丈夫です。 |
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ここがこのカメラの不良な箇所です。
シャッター幕が閉じなくなってしまっています。 *応用すると、PEN でもバルブ撮影ができる!なんて思いましたけど(笑。 |
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次はレンズを外します。 ここを開けると、シャッターなどの駆動する機構を見ることができます。 ここを開けるには「蟹目回し」という専用の道具がありますが、持っていないのでピンセットで代用しました。 ポッチに先を入れ、回します。レンズを傷つけないように注意してください。 一部のサイトでは逆ネジと書いてありますが、僕の持っている PEN では通常回しのネジでした。 |
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そこを回すと、レンズを外すネジが見えます。
*受光部(透明なうにゃうにゃしたところ)を取り付けているネジは、必要なければ外す必要はありません。 |
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絞りダイヤルとセレン受光部を上げて取り上げ、レンズも外すことができます。
レンズを取ると、金属の板が2枚あります。 これは置いてあるだけなので、すぐに取れてしまいます。 |
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本体のカバーを取り除きます。
これはシールになっているので、マイナスドライバーを入れてこじ剥がします。 その後、レンズの両端付近についているネジを外します。 |
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シャッターをはめこんでいるバネは3本あります。
これを取るのですが、バネは縮むと小さくなるので飛ばないようにくれぐれも注意して下さい。 |
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次に、正面に向かって左側にある前面の覆いを外します。
その裏にはストロボのコードがついているので、切らないように注意して下さい。 そして、ストロボのコードを留めているネジも外します。 右側の覆いもネジを外して取り除きます。 |
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レンズの周囲にあるセレン受光部のネジを外し、凸レンズも外します。
これは裏からマイナスドライバーを入れて、てこの要領で外しました。 |
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カメラを裏返し、シャッターの周囲にある4つのネジを外します。
ただしここからは「普通は外さない」ところです。 今回は、この際なのでレッツゴーです。 |
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ただしこのネジは塗装がかかっていてとても固くなっています。
ネジの周囲にエナメル剤(シンナー)を流し、ドライバーをニッパーで押さえながら下に向けて力を入れてネジを回しました。 ネジ山を壊さないように気をつけましょう。 |
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これがシャッター部です。
青色で囲ったところがシャッターです。 赤丸のネジを回して、これも分解することにします。 |
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シャッター部を裏から見たところです。
この羽根は上のポッチにはまっているだけなので取り外せます。 |
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これが巻き上げダイヤルです。
ここを巻き上げてシャッターのテストをしました。 |
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シャッターの戻りを補助しているバネは、左図の矢印で示した3ヶ所があるようでした。
上の2つは分解するを収集がつかなくなりそうだったので(^^;、右下のバネを戻りと逆の方向に少し曲げて反発の力を強くしてみたところ、シャッターはちゃんと戻るようになりました。 分解の過程はこれで最後です。 |
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右へ向かって絞りを開けてるんだけど、もしかして効いてないのかも(^^;。 プリントはしなかったんだけど、でもはっきりと写っているのがわかる。 |
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修理(というか分解)前の写真。
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分解して組み立てたあとの写真。左から右へ向かって、絞り開放。 こちらも、まだプリントはしていません。 |
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